久し振りの調律のお話。
知り合いの先生から勤務している中学校のピアノの調律依頼を
いただき、行ってきました。
こちらの中学校には4台のピアノがあり、まずは第二音楽室の
カワイのグランドピアノから始めました。
こちらの中学校にお伺いするのは初めてでしたので、掃除機を
持参して伺いました。
通常学校関係は予算が厳しい為、調律代金をかなり絞っているせいか、
内部の清掃などがほとんどされていません。
私が伺う時には掃除機を持ち込んで、極力時間のある限り内部清掃も
させていただきます。
まだ新しいグランドピアノでしたが、ホコリがかなり入っていたのと
鉛筆やクリップなども次々出てきました。
最近の音楽の授業では邦楽も積極的に教えるようになったことも
あり、お琴が沢山並んでいましたよ。
次は体育館のヤマハのアップライトピアノです。
用具庫の中に納められていましたので、その場で調律をしました。
こちらのピアノは消化器の粉末を浴びてしまったそうで、
そのチェックもしました。
お次は多目的ホールのカワイのアップライトです。
こちらは2本ペダルの年代物のピアノでしたが、今だに現役で
頑張っています。
最後は第一音楽室のカワイのグランドピアノです。
このピアノが一番新しくまだ数年という若いピアノでした。
しかし、譜面台の下のチューニングピンの辺りには、ものすごく
ホコリが堆積していて、そのお掃除と鍵盤アクションを引き出して
棚板のお掃除に時間がかかりました。
ここからも赤鉛筆などが3本、ポストイットが1束、クリップが2個と
沢山出てきました。
その後、調律をしたのですが、ある鍵盤を叩くと微妙なビビリ音が
していました。調律後、その音を探っていくと、ダンパーの下の
見えにくい所にクリップが一つ共鳴版の上に落ちていました。
これが振動してビビリ音となっていました。
4台とも綺麗になって、音も良くなったので生徒さんや先生に
気持ちよく使っていただけそうです。
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