昨日の続きです。
ピアノの両側に1人ずつに別れ、両側からロープを縛っていきます。
お互いの準備が整うと両側から同時にロープを引っ張り、
テンションをかけていきます。
2人の息の合った作業が求められます。今は背中側の方向に
締め付けていますが、体を入れ替え逆方向にも締めていきます。
色々な角度から、何本もロープを使いピアノと「ふね」が
一体となるように固定していきます。そうすることでトラックの
輸送や納品作業の時に担いだりする際、ずれたりピアノや
家にキズを付けることなく運ぶことが出来るようになります。
この状態が梱包出来上がりです。
その後、「ふね」の下に台車を入れるために、ピアノの
後ろ側を持ち上げます。なかなかの力作業ですね。
私も調律学校時代には梱包作業を習い、何度も繰り返し
梱包をしました。慣れるまで手の皮がむけたり、ピアノを
倒しそうになったりと苦労しました。今では運送業者さんに
全てお願いしていますので、梱包作業をすることは無くなり
ましたが、時々思い出しては結び方を復習しています。
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