昨日ショールームで接客待機をしていると、お客様が
いらしたので、入口に出ていくとそこには懐かしい顔が
ありました。
私が調律学校に通っているときに、色々教えていただいた
方でした。その方は調律学校の先生ではなく、調律学校を
運営しているピアノメーカーの社員の方で当時技術課長
だったと思います。(多分)
メーカーの中にある学校でしたので現場の技術者さんと
接する機会も多く良い勉強になりました。
特にこの方は(以後Kさんとします。)就業時間中でも
時間があれば色々教えてくれたり、5時以降は学生の所
まで来て色々指導してくださいました。
そんなKさんは学生たちにも慕われ良く話にも出てきます。
そのKさんが工具を作りわざわざ持ってきてくれたのです。
これは消音ピアノを調律する際にやりやすいように加工した
所謂、木ウェッジです。消音ピアノは消音ストップバーが
ありますので、通常の木ウェッジだと入れるのにコツが
いったり、角度調整が必要だったりするのですが、
これだとスッと入れることが出来ます。
絶妙な角度が付けられています。
ヘッドの部分も弦に入れやすいように片側が削ってあったり、
割れないように内部に補強がされていたりと工夫されています。
調律学校を卒業して12~3年経ちますが、今だにこうして
卒業生のことを気にかけてくださいます。
いや~感謝感謝です!
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