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NighTONE(ナイトーン)

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山口県からお客様がご来店!!

今日はなんと山口県山口市からお客様がご来店くださいました!

今まで京都市やさいたま市位の距離からのご来店はあったの

ですが、山口市からお越しいただいたということで、最も遠く

からご来店いただいた新記録となりました。遠いところからお越し

頂き感謝、感謝の気持ちで一杯です。

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弾かれるのは大学生のお嬢さんです。お父さまと二人でご来店

いただきました。とても明るくハキハキとした綺麗で素敵な

お嬢さんでした。お父さまも柔和で優しい、お嬢様の為ならという

気持ちの溢れたダンディな方でしたよ。

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じっくりと吟味され、その中から気に入ったグランドピアノを

1台お選びいただきました。納品までにはもう一度手を加えて

万全の体制でお届けしたいと思います。待っててくださいね。

山口市から車でお越しいただきましたので、帰りの道中も事故の

無いよう、無事お宅にお戻りいただければと思います。

ねずみの巣があった!

先日、10年ぶりくらいに調律をしたいというお客様からの

依頼があり、お宅に伺いました。

そのお宅は新築をして、以前からあったピアノをもう一度使う

ために久し振りに調律をしようということになったそうです。

こういったケースは非常に多くみられるのですが、長い間

調律をしなかったピアノというのはその間に問題を抱えることが

多々あります。

調律をする為にピアノの外装を外していると、いやな予感がしま

した。なにか匂うのです。こういった場合は鍵盤の下にねずみの

巣がある可能性があります。そ~と鍵盤を全て外してみると、

案の定ねずみの巣がありました。

ファイル 74-1.jpg

ティッシュとピアノ内部のフェルトやクロスを材料に巣が作られて

いました。このお宅のピアノの場合は鍵盤やハンマーなどはがじら

れていなかった為、ねずみの被害としては最小限ですみました。

ファイル 74-2.jpg

ねずみの糞などの排泄物がごろごろしています。

ひどい場合になると、鍵盤の最低音や最高音の鍵盤が横から

半分以上かじられて無くなっているこのもあります。

それにハンマーもかじられて見るも無残な状態になっている

ピアノもありました。

ピアノの音が出れば正常だと思っている方も多い為、まさか

ねずみにかじられているとは夢にも思わなかったと言われる

ことも多々あります。それにねずみの入ったピアノはほとんどの

場合、虫食いにもやられています。ピアノは上等なフェルトなどの

羊毛部品を多く使っているので、セーターなどを食べる虫が

つくことがあります。そうすると、フェルトというフェルトや

クロスがボロボロになってしまいます。

そうすると、修理に大変なコストがかかってしまいますので、

使用されてないピアノでも2~3年に一度は調律をしたほうが

ピアノのためはもとより、余分な出費も抑えられます。

この様なケースはとても稀なケースというわけではありません。

この様なピアノに当たることは時々あります。

お宅のピアノは大丈夫でしょうか?大切なピアノだと思います。

是非定期的な調律をしてあげてくださいね。

にこにこ納品

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先日納品の調律にお伺いしました。

3姉妹皆さんでピアノを楽しんでいただいているようです。

みんな仲が良く、特に2番目と3番目のお嬢さんは同じ服を着るのが

好きでしかも、年齢が1歳しか違わないのでまるで双子のようです。

ご家族皆さんとても良い雰囲気のご家庭でしたので、ピアノも

かわいがってもらえそうです。

グランドピアノの消音装置取り付けパート5

グランドピアノの消音装置取り付けの第5弾、最終回です。

各種センサーやストップバーの取り付けが終わると、音源BOXなどの

取り付けを行います。

ピアノの生の音を消す為のストップバーを操作するレバーと

音源BOXを棚板に隣りあわせで取り付けます。

ファイル 72-1.jpg

右側のレバーを手前に引くとバーが定位置に来て、ハンマーが

弦にあたらないようになります。

ファイル 72-2.jpg

この音源BOXにアダプターをつなぎ、電源を入れればヘッドフォン

から音が出てくるようになります。サイレントグランドピアノの

完成となります。

ファイル 72-3.jpg

中音部を上から覗いた時の画像です。銀色のストップバーが

見えます。

ファイル 72-4.jpg

低音部です。

「ピアメイト」というグランドのサイレントキットなのですが、

取り付けがシンプルで今まで見た中では一番いいキットでした。

グランドピアノは後付で消音装置(サイレントキット)が取り付け

られないと思っている方も多いですが、これならほとんどの

メーカー、機種に取り付けることが出来るので興味がある方は

ご相談下さい。このキットの音源はスタインウェイですので

ヘッドフォンから聞こえる音も非常にいいですよ。

5回にわたりレポートしてきたグランドピアノの消音装置

(サイレントキット)の取り付けも今回で終わりです。

また何かの機会に追加的なレポートもすると思いますので

お楽しみに。

グランドピアノの消音装置取り付けパート4

グランドピアノの消音装置取り付け第4弾です。

キーセンサーから音源BOXへと繋がるケーブルを側壁に固定します。

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そこからケーブルを奥に這わして、棚板の穴から外へ通します。

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あとは、ペダルが消音状態でもしっかり働くようにペダルの

センサーを取り付けます。まずはダンパーペダルのセンサーです。

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ペダルに直接付けるのではなく、天秤棒と呼ばれる箇所に取り付け

ます。ソフトペダル側にも同じく天秤棒にセンサーを取り付けます。

ファイル 71-4.jpg

この画像がどの部分なのか、一般の人はほとんど分からないかも

しれませんね。鍵盤の棚板の裏側で、したから覗くと見える箇所

です。これらのセンサーの取り付けも非常に簡単に出来ます。

もうすぐ完成です。

グランドピアノの消音装置取り付けパート3

グランドピアノの消音装置取り付け第3弾です。

中音部分のストップバーの長さ調節も出来、鍵盤を入れて

最終確認です。

ファイル 70-1.jpg

いい具合に納まりましたね。

低音部の金具の具合を確かめます。

ファイル 70-2.jpg

この金具は鍵盤をピアノ本体から引き出したり、入れたり

する時に使用するものです。

ファイル 70-3.jpg

ちゃんとストップバーを押さえる役割が出来ています。

ファイル 70-4.jpg

うーん、グッドです!

次回はペダルセンサーなどの取り付けをご紹介します。

では、また。

グランドピアノの消音装置取り付けパート2

グランドピアノの消音装置取り付けの第2弾です。

キーセンサーの取り付けが終わると次は音を出すハンマーを

止めるためのストップバーの取り付けにかかります。

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この様なストップバーがハンマーと弦の間に入るように

取り付けます。

ファイル 69-2.jpg

高音部分でバーを固定する為の金具を取り付けます。

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固定する金具の一部です。ブラケットと呼ばれる、アクションの

骨格にあたる部分に直接固定します。そのため強度が出るのと

同時にブラケットに負担をかけることなく、しかも簡単に固定

出来ます。

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低音部分の固定金具です。バーの上下位置を調節する為の

アジャスターも着いていますので微妙な位置だしが出来ます。

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中音部分の金具です。かなりしっかりした金具ですね。

これもブラケットに直づけ出来ますので、大変便利です。

今日はここまで、またまた次回に続きます。

グランドピアノの消音装置取り付け

グランドピアノの消音装置(サイレント)の取り付けをしました。

今では後付のグランドピアノ用消音装置がキットとして出ています

ので、ほとんど全てのグランドピアノに取り付けることが可能です。

今回はその作業をすこしレポートしたいと思います。

まずはグランドピアノの鍵盤を外し、筬(おさ)という部分に

キーセンサーを取り付けます。

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鍵盤はこの様な土台のようなものの上に乗っています。

この筬にキーセンサーを乗せ位置を決めていきます。

ファイル 68-2.jpg

このキットの場合は、黒鍵を基準にして位置を出します。

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今回はヤマハのG2というグランドピアノに取り付けをしましたが、

このピアノの場合は筬の加工を全くせずにキーセンサーを取り付け

ることが出来たので、とてもスムーズに作業が進みました。

ピアノによっては筬の加工が必要となるので、経験がものを

いう作業となりますね。

今日はここまで、次回に続きます。

ヤマハの木目のグランドピアノ入荷!

ファイル 67-1.jpg

ヤマハの木目のグランドピアノが入荷しました!

サイズは5型で奥行きが200cmある少し大きなモデルです。

今中古のグランドピアノ自体がとても少なくなっているのですが、

木目のグランドピアノとなると極端に数が少ない状況です。

探している方は多くいらっしゃるのですが、黒色に比べて

35万円近く値段が高いために、世の中にそもそも出回ってなく

数が無いので、ご紹介したくても出来ない状態でした。

しかも、こちらのピアノは人気のウォールナット艶消し塗装で

高級感が漂いますねー。

内部の状態もすこぶる良好で音も最高です。

興味のある方はお問い合わせ下さいね。

写真を送っていただきました。

ファイル 66-1.jpg

少し前に納品させていただいたお客様から写真が届きました。

納品の調律にお伺いしたときには照れてしまい写真を撮らせて

くれませんでしたが、さすがご家族の方がカメラを構えると

にこにこで写ってくれますね。こちらの方はお子さんはもとより

親御さんがピアノがお家に来たことを喜んでいただけている

ようです。