納品調律にお伺いしました。
こちらはヤマハのM1モデルです。ちょっと珍しいピアノで
アメリカ赴任されたご家族が現地で購入され、帰国時に一緒に
日本に帰ってきたということでした。
お姉ちゃんが通っているピアノ教室で「もうデジタルピアノでは
無理だから、本物のピアノに買い換えてください。出来れば
グランドピアノがいいですね。」といった流れでピアノ購入を
薦められたそうなのですが、いきなりグランドというのも難しい
話ですので、色々検討したいということでした。
お話を伺ってみると、ピアノを設置するのは2階のお子さんのお部屋
ということと、2階のベランダからお子さんのお部屋までの動線を
考慮すると、背の高い大きなピアノは入らないであろうと
アドバイスをさせていただきました。
そんな中で、奥様やお子さんの希望としては木目のピアノがいいと
いうことと、ご予算の兼ね合いでこちらのヤマハのM1とカワイの
CL-4の2台をお薦めしました。
するとお嬢さんが「こちらのピアノの方が好き~」ということで
このピアノをご検討されることとなりました。
知り合いの方からもう一軒のピアノ屋さんを紹介されているそうで、
そちらの付き合いで行かなければならないということでしたので、
後日お返事をいただくということで、その日はお帰りになりました。
2日後にお電話をいただき、結局当店で気に入ったこちらのピアノを
ご購入くださるというお返事を下さいました。
納品調律にお伺いすると、お子さんと奥様がいらっしゃいました。
調律をして内部の説明もさせていただきました。
その日はとても喜んでいただけたのですが、後日少し鍵盤の
動きが悪いところが2本あるというお電話をいただき、すぐに再訪問
しました。
時々あるのですが、ピアノ運送の場合、前日に運送屋さんにピアノを
引渡し、寒いトラックの中で一晩を過ごし、、納品後暖かい部屋に
入れると温度変化や乾燥で少し鍵盤の木等が収縮したり変化する
時があります。
納品後、すぐに調律するより、少し日数をおいて馴染ませてから
納品調律にお伺いしたほうがその変化に対応できていい場合が
あります。
でも、お客様のお気持ちとしては、納品後すぐに調律に来て欲しい
ということもあるので、そこのところはタイミングが少し難しい
ところでもあり悩むところでもあります。
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