ピアノの中にネズミの巣が

先日お伺いした新規のお客様のピアノの内部にネズミの巣がありました。

しばらく弾いていないピアノを移動して使いたいとのご相談を受け、ピアノ移動後に調律の為お伺いすると、ピアノを見た瞬間に【これは内部に何かダメージがありそうだな】と思いました。

外装を外すと、案の定ネズミの巣があり、内部のフェルト類がかじられていたり、さらに虫食いの被害も相当ありました。

ネズミがピアノ内部に巣を作る際に、フェルト類や鍵盤をかじって 巣の材料とします。

ネズミの巣がある場合は それと同時に、虫食いの被害も有ることが多いです

ネズミと違って虫食いの場合は、鍵盤のブッシングクロスなどの狭い所に貼られているフェルトも食べられてしまいます。

今回の場合は、修理として鍵盤のバランスブッシングクロス・フロントブッシングクロスの貼替えと、バランスパンチングクロスとフロントパンチングクロスの交換作業をすることになりました。

鍵盤は全てお預かりして、工房で修理して後日、お戻ししました。

鍵盤をはたくと、ブッシングクロスの粉が大量に落ちてきます

バランス、フロントパンチングクロスも取り換えとなりましたので、鍵盤の高さ調整や深さ調整等の基本的な整調作業もすることとなり、調律も3回通り調律して、時間はかかりましたが、きちんと弾けるピアノに蘇りました。

お客様は「ピアノがこんなに綺麗になるなんて嬉しい! 友人を呼んで、合奏をしたいわ」と喜んで下さいましたよ。

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