新規のお客様から、調律と消音装置の取付けのご依頼をいただきました。
ご自宅のピアノはヤマハU10BiCという、外装がマホガニー色の木目にネコ脚という、かわいいデザインのピアノです。

長期間調律をしていないという事でしたので、先ずは調律を行って、ピアノに何か問題や修理箇所が無いかを確認して、別の日に改めて消音装置の取付けをするという段取りで作業することにしました。
調律にお伺いしてみると、長期間調律がなされてなかったので、ピッチがかなり低下していましたので、3回通り調律をして何とか安定させることが出来ました。
この年代のピアノで気になっていたのは、バットスプリングコードが切れているかどうかでしたが、先ず問題無い状態でしたので、修理などは無く消音装置を取付けることにしました。
後日、消音装置をお客様のお宅に持ち込んで、取付作業に取り掛かりました。
いつもの様に、シャンクストップバーから取付にかかりました。取り付け後、レットオフの調整をします。
その後にキーセンサーを取付けました。

鍵盤の裏には、キーセンサーから発せられる光を反射するシートを貼りつけます。

ペダルにもセンサーを取付けます。

操作パネルやヘッドフォンを掛けておくバーを取付けます。

全ての配線を繋げてから、キーセンサーの初期設定をします。

初期設定が終わると、消音装置を正常に使用可能となります。
作業環境にもよりますが、おおむね3時間くらいの作業となります。
取付け完了後、お客様に弾いて頂くと「すごいわね、これ」「これなら家族に気兼ねなく弾ける」と喜んで下さいましたよ。
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