にこにこ納品 カワイ CL-2

この度、新潟市のお客様にカワイ CL-2をご購入頂き、出荷しました。

こちらのピアノは2本ペダルで、弱音装置が付いていません。

ただ、手動式の弱音装置を別途取り付ける事が可能でしたので、お客様にご提案させて頂くと、

「是非、弱音装置を取り付けて下さい」とご依頼を下さったので、取り付けました。

私がこれまでで見てきた手動式の弱音装置の中で一番使いやすく、動作も確実なドイツ製の「ヤーン」の弱音装置を取り付ける事にしました。

こちらの弱音装置も輸入品ですので、ご多分に漏れず値上がりしてきました。

この弱音装置の優れているところは、構造は単純なのですが、丈夫に出来ていることと、動作が確実に出来ることです。

さらに、フェルトの厚みが低音側から高音側になるにしたがって、テーパー状に薄くなっていくのが特徴です。

通常のピアノは低音、中音、高音と3種類の厚さフェルトで構成されています。

これでも違和感はほとんど感じませんが、段差無くテーパー状に薄くなっていくフェルトの方が、自然な感じがしますね。

新潟市でも活躍してくれることでしょう!

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にこにこ納品 TOKAI AU-3AMP 消音付き

納品調律にお伺いしました。

こちらはTOKAIのAU-3AMPにコルグの消音装置が付けたられたピアノです。

ショールームには小学3年生の女の子とご両親の3人で静岡市からお越しくださいました。

お嬢さんがピアノのレッスンをされているのですが、デジタルピアノだとレッスンに限界が来たという事で、本物のピアノにステップアップする為、ピアノを探しにみえました。

お嬢さんがメインではあるのですが、奥様もピアノがお好きなようで、一緒にピアノを楽しみたいという事でした。

そうすると、奥様がピアノを弾く時間帯がどうしても夜になるので、防音対策がされたピアノが良いのではという話になりました。

ナイトーンと消音装置を試弾して頂くと、どちらかというとナイトーンが良いのではという話ではあったのですが、気に入ったピアノにナイトーンを取り付けると、当初想定していたご予算を少し超えてしまうかもしれないという事になり、さてどうしようかとご相談されていました。

そんな中、こちらのTOKAIには既に消音装置が取り付けられていたので、追加で費用がかからず、かつご予算以内という事で一気に第一候補に躍り出ました。

もともと木目でネコ脚のピアノには興味を持たれていたので、奥様とお嬢さんが相談し、ご主人様にご意見を求めると、「気に入ったんなら、このピアノでいいんじゃない」と仰って下さったので、その流れでご購入となりました。

納品調律にお伺いすると、この日はお嬢さんがいらっしゃらなかったので、奥様とご主人様に調律を見て頂きました。

調律後、内部構造や音の出る仕組みと消音装置等の説明をして作業終了です。

ピアノのすぐ傍には、ワンコのゲージがあり、調律中も大人しくじっとこちらを見てくれてましたよ。

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ピアノ防音 ナイトーン

前回のブログの続きになります。

自動演奏装置を取り外したカワイ Ki‐65に、ナイトーンプロフェッショナルモデルを製作していきます。

ナイトーンを製作するにあたって、ハンマーの弦合わせが厳密に出来ている事が、前提条件となりますが、前回調律の際にしっかりと調整しましたので、すぐにナイトーンの製作に取り掛かります。

プロフェッショナルモデルモデルの場合は、丸一日の作業となりますが、背の低いピアノはアクションの高さが無い為、スペースが少なく製作するには緻密な作業と手間がかかります。

かといって、取り付けられない訳ではないので、そこは腕の見せ所です。

自動演奏装置を取り外せば、普通のピアノと構造は一緒なので、そこは問題ありません。

いろいろ工夫しながら作業は順調に進み、おおよそ予定時刻に製作は完了しました。

前回自動演奏装置を取り外した後、ご主人様に弾いて頂くと「雑音が無くなりましたね」とおっしゃっていただいていたので、これからはナイトーンでも、通常の生音でもピアノを楽しんで頂けそうです!

ナイトーン完成後、奥様にナイトーンの音量を聞いて頂くと、「これなら主人がピアノを弾いても、けんかにならずに済みそうです」と喜んで下さいました。

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自動演奏装置の取り外し

お客様からナイトーンの製作のご依頼を頂いた際に、雑音の発生原因になっている、自動演奏装置の取り外しと調律をご依頼いただきました。

以前からピアノの雑音が気になっていたそうなのですが、ナイトーンを取り付けるにあたって、せっかくナイトーンを取り付けても雑音が気になるようではということで、先ずは自動演奏装置を取り外してから、ナイトーンを製作することとなりました。

カワイのピアノに自動演奏装置が付いているのは、結構珍しいかもしれませんね。

鍵盤の下には鍵盤を突き上げて動かす動力ユニットが埋め込まれています。

鍵盤棚板の下にはケーブル類が沢山基盤と共に設置されています。

底板にはモーターなどの重量物が納められています。

太いケーブルが共鳴板を貫いて配線されています。

ペダルを動かすユニットです。

鍵盤の動力ユニットを取り外すと、棚板にはそのスペースがすっぽりと空いてしまいます。

ただ、金具で補強されていますので、強度的には問題ありません。

重量物が取り外され、ピアノが身軽になったようです。

いや~、沢山の機械類が取り付けてありましたね~。雑音がする訳です。

この日は調律を済ませて、後日ナイトーンの製作に改めてお伺いしました。

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