最新消音装置の取付け

この夏にモデルチェンジした最新の消音装置の取付にお伺いしました。

ピアノはヤマハのU3Hで、奥様のご実家にあったピアノを、現在のご自宅に移動して取付作業をしました。

まずは取付けの前に、ピアノの現状把握と調律をする為、お伺いしました。

ヤマハのこの年代には必ず生じる不具合として、バットスプリングコード切れがあります。

案の定、こちらのピアノもバットスプリングコードが多数切れていたので、消音装置の取付けの前に、バットスプリングコードの張替えをすることにしました。

取り合えず、この日は調律を3回通りして、アクションを預り、工房でバットスプリングコードの張替えをしてから、消音装置の取付けをする事になりました。

後日、修理後のアクションと消音装置を車に積んで再度お伺いしました。

今回取り付けるのは、Essence V2 です。以前のClassic V2の後継モデルで、リリースされたばかりで、私も初めて取り付けます。

とは言っても、基本取付作業自体はほぼ同じですので、スムーズに作業は進み、無事取り付ける事が出来ました。

Classic V2 と Essence V2の違いは、音源BOXの違いですね。

Essence V2はさらにBOXが小さく軽くなりました。消音装置が誕生した時から見ていますが、とても小さくなりましたね。

当初はBOX自体、鉄素材でしたが、今では小さく軽いプラスチックになり、こんな小さなBOXの中に音源が内蔵されていて、アダプター端子やヘッドフォン端子や、ボリュームダイヤル、スイッチ類などが組み込まれているのには驚かされます。

取付け完了後、奥様に触れて頂くと「これならおじいちゃん、おばあちゃんに気兼ねなくピアノが弾けます。」と大変喜んで下さいました。

3人のお嬢さん達も喜んで弾いてくれる事でしょう!

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