たまには、調律のお話し

こちらのグランドピアノはカワイのNo.600というモデルで、65年くらい経つピアノです。

ある教会の体育館のようなスペースに設置されています。

このピアノは私が10年位前まで、メンテナンスをさせて頂いていたお客様の所有物だったのですが、ピアノを買い替える事になり、下取り処分となりました。

そこから他店を経由して、別のオーナーさんの元に行ったのですが、それから数年後にそのグランドピアノを、こちらの教会に寄付されました。

元の所有者さんがこちらの教会に通われていて、寄付されたピアノを見てみると、以前自分が所有していたグランドピアノと分かり、まさかの再会をしたという事でした。

そこからの縁で、また私が調律をするようになりました。

私が調律のご依頼を受けたのが3年ほど前で、その時はあまり状態がよくなく、当時の神父さんにお願いされ、何とか状態を戻していきました。

今年の調律の際には、元の所有者のお客様が立ち会って下さって、「まさかここまで状態が良くなるとは思いませんでした」と大変喜んで下さいました。

人生は色々な縁で繋がっているものだと思った出来事でした。

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