グランフィールピアノにナイトーンプロフェッショナルモデルの製作をしました。
グランフィールピアノは中国のハイルン社で製造され、浜松の朝日ピアノさんが点検作業をして、鹿児島の藤井ピアノサービスさんがグランフィールのパーツを組み込んで出来上がるピアノです。
グランフィールとはアップライトピアノのタッチを極力グランドピアノに近づけた新機構のことで、以下カタログより抜粋した特徴です。
「ピアニッシモでも連打ができ、トリルなどの素早い連打もスムーズで、単音レガート奏法が可能になり、より表現力がアップし打弦性能はグランドピアノに匹敵します。
押さえた鍵盤を3分の1まで戻すと、次の打弦が可能です。」
このグランフィールピアノにナイトーンプロフェッショナルモデルの製作のご依頼を頂き、お伺いさせていただきました。
お客様は以前に弊社で取り付けをさせていただいたお客様のお友達で、そのお客様のお宅のナイトーンプロフェッショナルモデルを試弾して、その音に感動されて今回ご注文をいただきました。
当日、作業に取り掛かると、ヤマハやカワイのピアノとは大分違った構造をしている部分もあり、その加工や工夫が必要で、頭の中で考えながら慎重に作業を進めました。
マフラーレールの部分の形状が違うので、そこが苦労しましたが、最終的には問題無く製作することが出来ました。
作業終了の頃にはお子さんも帰ってきていたので、弾いてもらいました。かなり音が小さくなったことに驚ろいていたのと、タッチが変わらないことに喜んで下さいました。
お住まいがマンションということで、常にピアノの音を気にしながら弾いていたということで、今後はナイトーンでの練習がメインになると仰っていらっしゃいました。
サイレントキットとどちらにするかを迷われていたそうなのですが、メインの練習がサイレントになってしまうのは、せっかく本物のピアノを買った甲斐が無いので、ナイトーンにして良かったとも言って貰えましたよ。
リニューアル前のブログで大好評だった530件以上の「お客様の声」はサイト上部の ★お客様の声 に掲載してあります。是非ご覧ください。(スマホの場合はMENUをクリックすると開きます)