浜松国際ピアノコンクールに行ってきた

浜松国際ピアノコンクールの1次予選初日に行ってきました。

今回第10回目を迎える浜松国際ピアノコンクールですが、回を重ねるごとに認知度が上がっている感じがしますね。

以前でしたら1次予選などは、当日ふらっと行ってもチケットを買えたのですが、昨日は当日券が150枚出ると発表されていましたが、昼前には売り切れていました。

2次予選以降の前売りチケットも完売で、週明けの1次予選では若干残っているようですが、当日券は午前中には売り切れてしまうことでしょう。

今回のコンクールもヤマハ、カワイ、スタインウェイの3社のコンサートグランドの中から、演奏者が好みのピアノを選んで本番で使用します。

その為ステージ上には3台のピアノが並び、演奏者ごとにピアノの入れ替えを行うのが見れたり、3社のコンサートグランドの音や響きの違いを聞くことが出来るのも、浜松国際コンクールの楽しみの一部ではないでしょうか。

演奏者の皆さんは集中して人生をかけた演奏をされますので、緊張感が漂います。ただ、昨日は一人の演奏者さんが残念なことに演奏時間オーバーをしてしまい、演奏途中でステージを後にした時の悔しそうな表情が印象的でした。

演奏中に突然響く演奏時間終了のベルの音には聴いているこちらも「ドキッと」しましたので、演奏者の心中察すると何とも切なくなりますね。(失格になるという訳ではないのですが・・・)

お昼の休憩時間にはメーカーが誇る調律師さんが、ピアノの調整をしている姿を見ることが出来ます。メーカーの威信にかけて自社のピアノを選んでくれたピアニストに、最高の演奏をさせてあげたいとの意気込みが感じられます。

浜松国際ピアノコンクールは始まったばかりですので、これから行かれる方は世界中から集まった若手ピアニスト達の演奏を楽しんでいただければと思います。

 

 

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