納品調律にお伺いしました。
こちらはカワイのK-2というモデルにコルグの消音キットを取り付けたピアノです。ショールームにはご夫婦でお越し下さいました。
ご主人様が趣味でピアノを楽しまれているようで、ショールームに展示してある色々なピアノをじっくりと弾き比べていただきました。
基本的には戸建の2階に設置するために、背の低い木目のピアノが第一希望でした。あと、消音装置も取り付けることが前提条件だったので、それらのコストも含んだ中での選定でした。
ヤマハのW103というモデルにコルグの消音キットが取り付けられたピアノが展示してあり、かなり好感触だったのですが、弾き比べた中でこちらのカワイK-2が一番印象が良かったようです。
よくよくお話を聞かせていただくと、一度他店でピアノの購入を決め、自宅に実際ピアノが入るかどうかの下見をしてもらったそうなのですが、結果搬入出来ないとの回答があり、購入を断念されていたという事でした。
その為、弊社で何時もお願いしている運送屋さんと再度下見をする事にしました。場合によっては大型クレーンをチャーターしての搬入も想定されました。
実際に下見してみると、隣のお宅の駐車場にクレーン車を設置して、作業員を増員すれば、作業可能という事が分かりました。お客様にはお隣さんに話を付けてもらうことをお願いして、搬入可能となりました。
搬入可能だと分かったところで、こちらのカワイK-2にコルグの消音キットを取り付けてのご購入となりました。
納品当日、私も作業に立ち会うことにしました。
ピアノがクレーン車に吊られていく光景は、何度見てもドキドキしますね。この日は晴天だったので、良かったです。
しっかりとした下見の甲斐あり、スムーズに設置作業が出来ました。
カワイのこのサイズのピアノにコルグの消音キットを取り付ける際に、以前でしたら、ブラケットと呼ばれるアクションの支柱に穴を貫通させて消音ストップバーを取り付けていました。
しかし、最近ではブラケットに穴を開けずに取り付けるパーツ供給もされるようになり、より安全にピアノをキズ付ける事なくバーを取り付けれる様になりました。
センターレールにL字金具を設置することで、骨格であるブラケットは無キズです。調律師としてはこちらの方式の方を断然支持します。
こちらは鍵盤したに設置されたキーセンサーです。
お客様は自宅にアップライトピアノを設置することをほぼ諦めていたところ、実際には搬入出来たので、とても喜んでくださいました。
これからは周囲やご家族に気兼ねなく、思う存分ピアノを楽しむことが出来ますね!
リニューアル前のブログで大好評だった530件以上の「お客様の声」はサイト上部の ★お客様の声 に掲載してあります。是非ご覧ください。(スマホの場合はMENUをクリックすると開きます)
ランキングサイトに登録しています。ランキングアップモチベーションの維持の為, ↓↓↓下のピアノのボタンをポチッと応援お願いし ます。