ペダルが壊れた~

いつも調律にお伺いしているお客様から「右のペダルが壊れた~」「下に下がったままで使えない」とのお電話をいただきました。

アップライトピアノでしたので、その様なケースの場合の予想を幾つかしてお伺いしました。

実際にピアノを見てみると、確かにペダルが下がったままになってしまっていたので、下前板を開けてみると、ペダルと天秤棒とを繋ぐ金具が折れてしまっていました。

ペダルと天秤棒を繋ぐポイントが直線で結べない構造で、金具自体2箇所で曲げてポイントを合わせる構造だったので、 経年変化による金属疲労で破断したようです。

ピアノがアトラスピアノだったので、部品を扱うお店に問合せをすると、そのパーツ自体もう無いという事でした。

ただ、詳しく聞くとストレートの金具はあるという事でしたので、取り敢えず購入して、自分で合うように加工する事にしました。

一応2本金具を買い、オリジナルのものに極力近い形になるよう、バーナーで加熱して曲げていきました。

2本とも角度的にはほぼオリジナルと同じ角度と幅に曲げることが出来たので、焼きを入れて取り敢えず完成です。

実際にピアノにはめてみると、バッチリ合いペダルが復活しました。

ただ、ここの写真を撮り忘れたことが悔やまれます。

写真には破断したオリジナルのものと自分で曲げたものが写っていますが、実際にピアノの修理として使ったのはもう少し上手く出来た方を使用しました。

作業を終えてから、写真を撮り忘れたことに気づき、作業場で採用しなかった方の試作品を写真に収めました。

お客様もまさか金具の破断が起きているとは思わず、しかもメーカーも部品も無くなってしまっているという事でしたので、直らないと思っていたらしく、直ったペダルを見てとても喜んで下さいました。

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ネズミと虫食い被害にご用心

先日、いつも調律にお伺いさせていただいているピアノの先生ご紹介で、生徒さん宅のピアノの調律をご依頼いただきました。

お伺いさせていただき、お話を聞くと「30年位ほったらかしで、何もメンテナンスしていない」とのことでした。ピアノを拝見すると、ひと目でネズミの被害があると分かる状態でした。

鍵盤を外して棚板を見てみると、やはりネズミの巣がありました。お客様も「これはひどいね」と困り顔でした。

どこまで修理・調整をするかをご相談すると「やれることは全てやってください」とのことでしたので、この日は先ず調律を3回通りやり、半音下がっていたピッチを何とか戻すことに費やしました。

アクションなどの修理はお預かりして、工房で修理することにしました。

バットスプリングコードの張り替えとハンマーファイリングとジャックフェルトの張り替えとマフラーフェルトの張り替えをしました。

ジャックフェルトはほとんど虫に食われてしまっていました。このフェルトが無いと、ピアノを弾くたびにパチパチ雑音が鳴ってしまいます。

全て綺麗に剥がして、新品のフェルトに張り替えます。

工房での作業が終わると、後日お客様のお宅にお伺いして、整調作業もしっかりとやりましたよ。

フロントパンチングクロスとバランスパンチングクロスも虫食いでやられていたので、新品に交換して、鍵盤ならし(鍵盤の高さ調整)からアガキ(鍵盤の深さ調整)、バックストップなど一通りの整調をしてから、もう一度調律のチェックをして作業終了です。

お客様も大変喜んで下さって、「このピアノは処分して、新しいピアノに買い替えようかと思っていた」「それなのにこんなに綺麗な音になって嬉しい」「先生に相談してよかった」

また、 「もっと費用がかかると覚悟してたけど、こんなに安くすむとは思ってなかった」 と仰っていただけました。

まだまだ現役のピアノですので、お孫さんが楽しくレッスンしてくれるといいですね。

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ピアノ防音ナイトーン 調律

3年ほど前にヤマハのU1Hという機種にナイトーンライトモデルを取り付けたピアノをご購入いただいたお客様の定期調律にお伺いしました。

去年も調律にお伺いしましたが、3年前に取り付けたナイトーンもチェックしました。

動作、ハンマーの当たり等、どれも問題無く良い状態でした。

3年程使用していただくと、当初よりナイトーンの弱音フェルトが若干圧縮され、ナイトーン使用時の音が芯を持った良い音になってきたな、と感じました。

取り付け当初は、フェルトがまだふわふわなので、ナイトーン使用時の音がほんの少し、ぼやけた様に感じられることもあるのですが、ある程度使っていただくと、フェルトが良い感じに圧縮されてきます。

それにより発音が良くなったと感じます。

ナイトーンがあると、レッスンをする時間の制約から開放されて気が楽になる、と好評をいただいています。

クチコミなどでもだんだん広がりを見せているナイトーンですが、こちらのお宅の親戚の方が、去年弊社でナイトーン付きのヤマハのピアノをご購入下さいました。

今年も益々広がりを見せる予感のナイトーンです!

 

 

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ネズミの被害にご注意を!

先日ご来店下さったお客様から「1年前に譲ってもらったピアノがあるのだけど、音が出ないところがかるから見て欲しい」とのご相談を受けました。

その日は時間がちょうど空いていたので、一緒にピアノを見に行くことにしました。

外装を開けてみるとひと目でネズミの被害があるなと分かりました。

鍵盤を外してみると、最高音部に巣がありました。ただ、それ程大きなしっかりした巣では無かったので、この巣の中では繁殖はしていなかったように思えます。

ただ被害はかなりのものでした。

ネズミの被害がある場合、ほとんど虫食いの被害を併発していることがほとんどです。

こちらはバックレールクロスが虫食いにやられています。

こちらはバランスパンチングクロスが食べられています。

こちらはフロントパンチングクロス。

あと、ブライドルテープもほぼ全滅。マフラーフェルトもネズミに囓られ、鍵盤押さえのレールクロスも虫食いにやられていたので、これらは一旦弊社工房に持ち帰り、修理することとなりました。

1週間後に修理したアクションやマフラー、鍵盤押さえを持って調律と整調にお伺いしました。まずはお掃除をして綺麗になったところで、バックレールクロスを張替えて、バランス・フロントパンチングクロスを戻しました。

ただ、バックレールクロスを張替え、パンチングクロスも総取り替えすると、整調作業を一からやり直すことになるので、大変です。

あと、ブライドルテープを張り替える際にハンマーをセンターレールから外しているので、弦合わせなどの作業やスティックの確認、調整も改めてやりましたよ。

整調作業が終わると、調律に取り掛かりますが、長年調律されていなかったので、3回通りの調律をして、なんとか落ち着かせることが出来ました。

一通りの作業が終わってからマフラーフェルトの確認をして作業終了です。

ピアノはガーシュインのNo.500というモデルで、当時としてはグレードの高い良いピアノでしたので、調律したらしっかりした良く響くピアノに甦えり、いいピアノになりましたよ!

小学5年生の女の子が弾くという事でしたので、楽しく弾いてくれればいいですね。

 

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グランドピアノ調律とピアノ教室のご紹介

毎年調律にお伺いしているピアノの先生が、自宅でもピアノ教室を始められました。

ピアノはカワイのRX-5という大きいサイズの立派なグランドピアノです。調律していても、とても良く鳴り響きが気持ちいいので、レッスンされる生徒さんも、その音に感動されるのではないでしょうか。

浜松市北区新都田に教室はあるので、ピアノ教室を探がしているお近くの方は、お問い合わせしてみてはいかがでしょうか?

無料体験レッスンもされていますので、安心ですね。

パンフレットにはお問い合わせ電話番号もあるのですが、そこは一応モザイク処理をさせていただきましたので、ホームページをご覧頂くか、メールでのお問い合わせをしてみて下さい。

 

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お客様からのお土産

昨日、静岡県東部の三島市・富士宮市・富士市に調律に行ってきました。

いずれのお客様も以前弊社でピアノをご購入いただいた方で、毎年メンテナンスにお伺いしております。

調律にお伺いしたそれぞれのお宅で帰り際に沢山のお土産をいただいてしまいました。

どうですか!この量!!

一日でこれだけのお土産をいただいてしまいました。

中には、その土地の名産品であるジャンボ落花生もいただきました。

見てくださいこの大きな落花生を。茹でてビールのおつまみとしていただいたら、最高でしょう!

こちらは富士市で有名な「竹取ロール」、かぐや姫伝説にちなんだロールケーキです。

その他、多くの飲料やゼリーなど、抱えきれないほどの量のお土産をいただいてしまいました。

仕事にお伺いさせていただいて、帰りにはお土産をいただくという、これはとても幸せなことだとしみじみ感じました。

こんな素敵な多くのお客様に囲まれて、感謝感謝でございます。

 

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ハンマー交換

新規のお客様からピアノについてのご相談をいただき、お宅にお伺いしました。

すると、他店で中古のピアノをご購入されたのですが、最近どうも音や色々おかしいので見て欲しいとのことでしたので、ピアノを開けてみると、ハンマーがパンクしていました。

我々調律師のあいだでは、ハンマーのフェルトがハンマーウッドから剥がれてしまった状態をハンマーパンクと呼んでいます。

この様な状態です。

数年前に購入されたようなのですが、所々のハンマーは糸で縛ってあり、補修されていました。このピアノの場合、半分以上のハンマーがパンクしていましたので、これはもう全てのハンマーを交換するしかありません。

このハンマーの場合、パンクを抑えるリベットが無いタイプのハンマーでしたので、パンクしてしまったのでしょう。

その旨をお伝えすると、お客様はちょっとショックを受けていらっしゃいましたが、弊社を信用いただき、アクションをお預かりしてハンマー交換をすることになりました。

ハンマーシャンクはそのまま使い、ハンマーヘッドだけ交換するので、既存のハンマーは割ってシャンクから外していきます。

亀裂が入れば少しの力を加えるだけでハンマーがシャンクから外れます。

バキッと音がして

割れます。

ここまで割れば、少しひねるだけで外れます。

綺麗に取れました。

ハンマーの残骸が山になりました。

予め発注してあった新しいハンマーの穴とシャンクの太さを合わせる為、シャンクローラーに掛けて1つ1つ太さを調整してから、接着していきます。

まだ、これから微調整をするのですが、

綺麗に揃ったハンマーは

気持ち良いものです。

お客様のお宅にアクションをお戻ししてから、さらに調整を加えて作業終了です。

お客様にも大変喜んでいただき、「またこのピアノで楽しむことが出来ます!」とのお言葉をいただきました。

 

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グランドピアノにナイトーン

グランドピアノにナイトーンが取り付けられたピアノの調律にお伺いしました。

こちらはディアパソンのDR-300にナイトーンのNタイプが取り付けられたピアノです。

ディアパソンのこの大きさのピアノは弦が1本で張られているのが特徴です。ナイトーンの最高音部のステーの具合を調整してから、調律に取り掛かりました。

普段は床暖房をピアノの為に使用していなかったそうなのですが、今年の寒さに負けて床暖房を使用したら、やはり調律がかなりズレてしまったようです。

ピアノ用の断熱パネルもあるのでしすが、中々のお値段がしますので、皆さん悩むところですね。

調律のズレが大きかったので、2回通り調律をして何とか落ち着ける事が出来ました。ナイトーンの微調整もして、最後に確認をしていただき、作業終了です。

それにしても、ピアノの為に床暖房の使用を控えるとは、ピアノ愛に溢れるエピソードです。

 

 

 

 

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ネズミの被害にご用心

先日お伺いしたお宅のピアノがネズミの被害でかなりのダメージを受けてしまいました。

お客様からお電話で「音が出ない所や出にくい所があるから見に来て欲しい」というお電話をいただき、伺ってみるとネズミが相当やらかしてくれてました。

マフラーフェルトは無残な姿になっていました。

アクションのブライドルテープもほとんどが食いちぎられていました。

わずかに残っているものもありますが、ほぼ全滅です。

いや~ひどいですね。

食いちぎったマフラーフェルトやブライドルテープは食料にするのではなく、巣の材料にする為に集めてくるのです。

鍵盤の下には予想通り巣が残っていました。マフラーフェルトやブライドルテープに防虫剤まで集めてきて巣を形成しています。

お客さんの話では、台所でネズミの気配がしたので、ネズミ取りマットを仕掛けたら、子ネズミが数匹かかったということでした。ということは、この巣で繁殖した可能性が高いということです。

親ネズミも1匹かかったということなので、巣を除去してネズミ対策をすれば、この先被害が拡大することは無いので、その対策方法をお伝えして、マフラーとアクションは工房に持ち帰り、修理することになりました。

ネズミの被害はブログでも何度か取り上げてきましたが、今だに毎年1~2件のネズミによる修理依頼をいただきますので、皆さんもご注意ください。

何より、1年に1回は定期的に調律などのメンテナンスを欠かさず受けて頂ければ、被害は最小限で抑える事が出来ます。

今回はこの程度で済みましたが、もし気づかず3~4年放置してしまったら、もっとひどい事になっていたでしょう。ネズミが住み着くとピアノ内部で排泄もしますので、とても臭くなってしまいます。

是非皆さんには、ピアノの定期点検をお薦めいたします。

 

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ピアノ専用除湿器

先日調律にお伺いしたお宅でピアノ内部の湿気によりカビが生えていたのでお客様と相談してピアノ専用除湿器を取り付けることにしました。

よくピアノの湿気対策にピアノ用の除湿剤を入れたりもしますが、結構値段が高いので2個も入れると3000円位はしてしまいます。

こちらの器具は取り付け費は別途かかりますが、商品代金としては8500円ですので、除湿剤を入れ替える事を考えれば4~5年で元が取れてしまいます。

しかも、除湿効果はこちらの器具の方がよっぽど効きます。(あくまで私の今までの経験での私見ですが・・・)

もちろん多少の電気は使いますが20Wですので、微々たるものではないでしょうか。これを春先から秋の終わり位までつけっぱなしにしていただくと、湿気がちなお宅のピアノも非常に状態が良くなります。

これからの季節、秋雨前線の湿気により、状態を崩すピアノは毎年結構ありますので、取り付けてみるのもいいかもしれませんよ。

 

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