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グラスヒュッテ・オリジナル 2021新作「セネタ・クロノメーター リミテッドエディション」

グラスヒュッテ・オリジナルの「セネタ・クロノメーター - リミテッド・エディション」。この世界25 本限定の新作は、新しくデザインされたホワイトゴールドケースに収められ、歴史的なマリンクロノメーター同様の特徴的な凹形のベゼルが採用されている。19世紀と20世紀の⾮常に精密なクロノメーターと同様、このクロノメーターも、定評ある歩度の正確さ、完璧な視認性、比類ない美しさによって群を抜いていると言えよう。



グラスヒュッテ・オリジナル「セネタ・クロノメーター - リミテッド・エディション」
手巻き(Cal.58-03)。28,800振動/時。18KWGケース(直径42mm(ベゼル径44.2㎜) / 厚さ12.47mm)。パワーリザーブ約44時間40分。50m防水。341万円(税別)


認定された計時能力とドイツのクロノメーター基準



公認の試験機関で認定された時計だけが「クロノメーター」と呼ぶことを許される。グラスヒュッテ・オリジナルの全ての腕時計型クロノメーターは、ドイツのクロノメーター基準に基づき、ドイツ計量検定所において歩度の正確さが試験されている。ドイツの基準では、秒単位まで正確な時刻を設定する時計が要求され、またムーブメントをケースに取り付けた状態で全試験が実施されるのが特徴だ。
 2009 年に発表されたセネタ・クロノメーターは、2010 年にはドイツの時計雑誌 Armbanduhren (アームバントウーレン)の読者投票で「ウォッチ オブ ザ イヤー」に選出された。それ以来、このエレガントなタイムピースはセネタ コレクションに永久的に組み込まれ、成功を収めている。そして2020 年8 月、特別に精巧で希少な「セネタ・クロノメーター - リミテッド・エディション」が登場する。ホワイトゴールドケース、ソリッドゴールドの文字盤、そして洗練された装飾仕上げを施したゴールドプレートの自社製ムーブメントを備えている。


この時計には、精巧に仕上げられた手巻きムーブメント「キャリバー 58-03」が搭載されている。ホイールブリッジはシルバープレートを施してから、ローズゴールドにガルバニック コーティングされている。その他のフレーム部品も、完全にローズゴールドにガルバニックコーティングされる。
 キャリバー 58-03には、とりわけ精緻な秒停止機構が備わっている。リューズを引くと時刻表示が停止し、秒針がゼロにリセットされてそこで保持される。同時に、分針が次の分インデックスに進む。その後、リューズを回して時刻を設定すると、針が次の分インデックスにジャンプする。こうして、秒と分の正しい関係が維持される仕組みだ。