にこにこ納品 TOKAI C106

納品調律にお伺いしました。

こちらはTOKAIのC106というモデルで、コンパクトなサイズとウォルナットの綺麗な外装が特徴のピアノです。

ショールームには、私の母世代の女性お一人でお越しくださいました。

以前ピアノを所有されていたそうなのですが、処分をしてしまったそうで、またピアノを弾きたくなったということで、ピアノを探しに見えました。

ご近所に音の配慮をしたいと仰っていたので、サイズが小さく、音量の少ないこちらのピアノをお勧めさせて頂きました。

すると、サイズ感といい、木目の感じといい、すぐに気に入って下さって、更にご予算にも合致するということで、即決でご購入下さいました。

納品調律にお伺いしました。

その日は天気も良く、調律も見て頂き、作業は順調に進み、喜んでいただけました。

ただ数週間後、少し鍵盤の動きが悪いというお知らせをいただきましたので、再調整にお伺いしました。

その間に雨が降ったり少し環境が変わったこともあり、ハンマースティックが2本ほどあったので、センターピン交換をして綺麗に動くようになりました。

その際に少しご相談をいただき、真ん中のペダルの弱音装置を使っていると、隣り合った鍵盤の音量が違うのが気になるという事でした。

その鍵盤を確認すると、中音から高音にセクションが変わる、隣り合った鍵盤でした。

弱音装置のフェルトは通常低音が厚く、中音が普通、高音が薄くと、3枚の厚みの違うフェルトで構成されています。

その為、隣り合った鍵盤で、厚みの段差が出来てしまい、音量にも段差が生じてしまうことがあります。

お客様はそれを敏感に感じ取って、違和感とされていました。今までで指摘されたことが無かった事なので、少し驚きました。

その解決方法として、今現在貼ってあるフェルトの貼り替えをご提案しました。

ドイツ製のフェルトで、厚みがテーパー状に、低音から中音、高音にかけて無段階に薄くなる製品があるのを思い出したので、ご案内すると「是非貼り替えをお願いします」とのご依頼を受けました。

後日、再来訪してドイツ製のマフラーフェルトの貼り替え作業をしました。このフェルトなら隣り合った鍵盤で音量差が出ることは無いのでいい具合になりました。

奥様に試弾して頂くと、「これなら大丈夫」と喜んで下さいました。

ご満足いただけたようで、こちらも嬉しくなりましたよ!

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