先日、ピアノ調律師を題材にした話題の映画、「羊と鋼の森」を早速観て来ました。ピアノ調律師協会も猛プッシュしていて、協会の会報にはリーフレットが何枚か入っていましたね。
北海道の旭川市を舞台に繰り広げられるお話で、派手さは無いですが、とても美しい映像と音で、あっという間に2時間が過ぎ去りました。
映画化するにあたって、原作と比べ大きく筋が変わることがよくありますが、この作品はかなり原作に沿った造りで、よくまとまっていたと思います。
内容に関しては、ネタバレになってしまうこともあるので、割愛しますが、若き調律師が悩みながらも壁を乗り越えて成長していくストーリーは、自分とも重なる部分もあり、静かな感動を得ることが出来ました。
それにしても、調律師を演じる山﨑賢人さん、三浦友和さん、鈴木亮平さん、秋野匡史さんの演技が素晴らしかったですね。調律の作業や振る舞いがとても自然で、ほどよく歳が離れている4人が世代や立場によって話すセリフが、「分かる分かる」ってな感じで・・・。
もちろんピアノのことや調律のことが分からなくても、映画として楽しめる作品になっていますので、興味のある方は是非ご覧下さい。
平日の昼間に観に行ったので、とても空いていました。
シネコンの発券機は年配の方には使いづらいようで、何度もやり直したり、係りの方を呼んだりとチケットを買うのにとても時間が掛かっていましたね~。
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